2015年7月18日土曜日

金田久美子のノーローテーション&スナップ打法

派手なファッションで美人ゴルファーと一時期話題になった、キンクミこと金田久美子プロのドライバーショット。方向性と飛距離、2種類の要素を兼ね備えるために編み出された、非常に独特なスイングです。




テークバックからトップまで、完全にクラブフェースがスイングプレーンに直角のまま動いており、伝説の名著(迷著?)「練習しないでシングルになれる」(ローハン・O・シェーマ)で紹介されている『STSスイング』に見えます。

STSスイングとは、フェースローテーションを行わず、真っ直ぐにインパクトするという理論で、まさにこの金田久美子プロのクラブヘッドの動きがそうだと思います。ここまで綺麗にノーローテーションでトップまで振り上げる人は見たことありませんね。彼女がSTSスイングにオマージュされたのか否かは知りませんが、その正確なショットの要因は、フェースローテーションを行わずに真っ直ぐインパクトするからでしょう。

但し、金田久美子プロはインパクトで思いっきり手首のスナップを利かせたスイングをしており、インパクトからフォローの部分はシェーマ氏の言うSTSスイングとは異なってきます。ノーローテーションで振り上げるには、体の柔らかい人でもトップでシャフトが地面と平行になる一般的なスイングアークを実現するのは不可能で、金田プロのあたりが限界でしょう。


スイングアークが小さくなる分ヘッドスピードが上がらないので、インパクトで手首をスナップさせてヘッドを走らせて飛距離を補っているのです。この動画では、フォローで左手首が甲側に折れており、強くスナップを利かせていることが分かります。

金田久美子プロは、二つの独特の動きを取り入れた、他に例のない個性的なのスイングだといえます。